2Bの夏、日本の夏。

今年の夏は2Bの鉛筆が楽しかったです。

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鉛筆はB派の猫町ですが、なぜかBだと物足りず、あまり得意じゃなかったはずの2Bを手にするとめちゃくちゃしっくりときて、これだ!と思いました。

ずっと長いままだった鉛筆もどんどん短くなり、なんだか貫録まで出てきました。
鉛筆って短くなればなるほど傷だらけになるんですよね。
それだけ使っている、ということなんだと思います。
補助軸に入れたり出したりしているといよいよ傷まみれになり、いいなと思うんですよ。

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で、なぜ突然2Bがいいなと思ったのかについて考えてみたのですが、1つには季節の問題があるのではないかと思います。

以前三菱鉛筆の展示会で、気温や湿度とシャープ芯の濃さの関係について教えてもらったことがあるのですが、「気温の高い県では濃いシャープ芯が売れる」とのことでした。
気温が高く、湿度の高い県は紙に湿気を含んでしまう、そうするとHBやBの芯では薄いので、一番売れているのが2Bの芯である、といった話だったと思います。

シャープ芯の硬度の話になるとたいてい「今の人は筆圧が低くて」といった話になることが多いのですが、温度や湿度による地域差も関係あるんだなと興味深く思ったので記憶に残っています。

さて、兵庫県南西部の夏ははたして高温多湿なのでしょうか。
もちろんもっと高温多湿の県もあるでしょうが、日本の夏はたいてい高温多湿ですよね。

前回2Bの鉛筆を多用していたのは真冬のことでした。
使っているノートは同じダイソーの無罫ノートなのでノートの条件は同じ。
ということで、急に2Bが気持ちよくなったのは季節が夏だからかなと思ったしだいです。

紙が湿気を多く含むこの季節だけ2Bの鉛筆がとても気持ち良くなる。
そんな季節の感じ方があってもいいのかなと思います。

そう考えてみると、いろんなノートや鉛筆を持って日本のあちこちや世界のあちこちを旅してみたくなりますね。
さらさらとした高原の夏、あるいは湿気の多い冬はどうだろう。
乾燥した国々では、硬度の高い芯でも濃く書けたりするのかしら。

さて旅にはどんなノートと鉛筆を持っていくべきか…
しばし想像の荷造りを楽しんでみました。