100均ノートの書き味~キリ篇~

100均ノートの書き味について書いておきたいとずっと思っていたので書きます。

もちろん100均ノートといってもいろいろあるのですが、今回取り上げるのはダイソーのA5ダブルリングクラフト表紙ノート(80枚)。
こちらの写真の小さい方です。

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100均アイテムはどんどん仕様も変更になるので現在は枚数も少なくなっているかもしれませんが、自分が今使っているのはこちら。
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このノートは英語日記の下書き用に使っており、直前に使っていたのがマルマンのニーモシネだったこともあって、ノートの質の差というものをはっきりと感じる結果となりました。

猫町、ニーモシネを使い切る。

ノートの質の差、というのは主に書き味のことで、うわあニーモシネっていいノートだったんだなあとしみじみと悟ったしだいです。
紙厚にしろ紙面のなめらかさにしろ、やはり全然違うわけです。

つるんとしつつハリとコシがあるニーモシネの紙に対してダイソーのリングノートは薄っぺらくざらざらとしています。
鉛筆で書いてみると、ニーモシネはなめらかにかつコクっと書ける感じで、ダイソーのリングノートはしゃかしゃかと芯を削りながら書く感じです。

紙厚は書き味だけではなくページをめくる時の感触にも大いに影響していて、紙の薄いダイソーのリングノートはニーモシネに比べて余裕のない感じがします。
もっともこれはニーモシネとダイソーのリングノートとではリングの径が違うため、両者のページ捌きを同列に論じることはできません(ニーモシネのリングの方が大きく、ゆったりとページをめくることができる)。

しかしダイソーのリングノートも楽しいのです。
粗悪、という言葉が思わず浮かんでしまうほどの質感なのですが、英語日記の下書きにはぴったりであり、そのへんに転がしていてもまったく気にならない気軽さもうれしく、もしかしてニーモシネを使っている時よりも心は軽いのです。

何度も書いていますが、自分はニーモシネのページが切り取れるようになっているマイクロミシンカットを許しておりませんので…

それに不思議なことにダイソーのリングノートは紙厚もなく、いかにも頼りない紙質にもかかわらず、なぜか万年筆がにじまないのでした。
裏抜けはします。
が、にじまないのです。

以前こちらの記事の中に載せた写真ですが、これはダイソーのリングノートに万年筆で書いたものです。
にじんでいませんよね(インクはプラチナのブルーブラック。セーラーの創作インク系もにじまず)。
ちなみに自分の中のにじむの定義は文字にヒゲがはえてしまうことをさします。
ヒゲははえていません。

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ダイソーのノートよりもまともな顔をして店先に並んでいるノートでも、万年筆をまったく受け付けないノートというのは数多く存在します。
そう考えると、この品質でなかなか頑張っているなと思うのです。

そういうこともあり、自分はダイソーのリングノートに万年筆で英語日記を下書きしているわけですが、インクが裏抜けするのでページを片面使いすることに罪悪感を感じずにすみ、また紙質の粗悪さがあたかも外国製のノートを使っているかのような錯覚をプレゼントしてくれたりして、なんだか非日常を味わえたりもするのです。

ピンからキリまで、という言葉にしたがって今回は「キリ篇」としましたが、キリでもなんの、楽しもうと思えば何だって楽しめるのです。