コクヨ・エアロフィットの劣化。

文房具好きと言っても自分の興味は「書くこと」周辺の文房具に集中しており、それ以外の文房具に対しては「使えたら何でもいい」というおおらかな心で接することの多い猫町ですが、ハサミに関してもそういうところがあります。

よぼど切れないとか、持ち手が折れたとか、そういうトラブル以外はまあ切れればいいかな、みたいな道具なのです。
もちろん素晴らしいハサミがあればおお!と思うのでしょうが、積極的に求める気持ちは特にありません。

おそらくぼんやりとした用途にしか使っていないからでしょう。
これは普段猫町が多くの人にすれば(どうでもええやん)という筆記具の細かい部分に強いこだわりを見せるのと真逆の態度であり、したがってハサミについても一家言あるマニアがいること、その方々には猫町の雑な感性が許せないであろうことも理解できます。

でもまあしょうがないですよ。
なんでもかんでもは無理ですもん。

ということで猫町にとってハサミなどは1つあれば十分で、死ぬまで買い換えずともこれ1本でやっていけるはずでした。
はずでした。

こちらはコクヨのエアロフィット(グルーレスタイプ・ワイドハンドル)なんですが…

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ハンドル部分の劣化がすごい。
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持ち上げるとこんな感じでぼろぼろになった部分がぴらぴらしていてカスが散らばります。
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刃はなんともないのでぼろぼろになった部分をむしって使えばいいのですが、このハサミを手に取るたびに決まって以下の2つのことを考えてしまのです。

1つめは、数年後にはこうなるということがコクヨには分からなかったのだろうか、ということ。
2つめは、猫町と同じようにぼろぼろでぐずぐずぐでぴらぴらになったハサミを使っている人が日本のあちこちにいるんだろうなあ、ということ。

冒頭にも書いたように猫町はハサミへの関心が薄いので、筆記具やノートに関するトラブルに遭遇した時のような怒りや失望は不思議とありません。
このような無残なハンドルのハサミを日々手にとっても(あらー)みたいな感じで終わってしまいます。

が、(あらー)だからこそ上記の2点が毎回きっちり頭に浮かぶので、こうして記事にしておこうと思ったしだいです。
本当に判で押したように毎回毎回(コクヨの人って…)と(でも日本中でぼろぼろでぐずぐずでぴらぴらのハサミが…)と思ってしまうのです。

ちなみに猫町がこのハサミを使い始めたのは比較的発売直後だったと思います(もしくは2010年)。
2009年の夏頃から使い始めたとして今年で8年目。

こちらが当時のプレスリリース。

~手が痛くなりにくいユニバーサルデザインのハサミ~
業界初の「エアークッション構造」採用のハサミを新発売

ハンドル部分に余計なことをしなければ何年たとうとご機嫌で使えていたはずですが、業界初の「エアークッション構造」が仇となったか…
劣化の予測って難しいのかな。

おそらくこのシリーズは今も存在しているはずですが、その後何らかの改良が加えられたのでしょうね。
そうじゃないとユーザーがやさしすぎます。

もしかしたらハンドル部分の劣化は当たり前、ハサミは@年が寿命でしょ、などという猫町の知らない常識もあるのかもしれませんが、刃の部分にまったく不満がないだけに手に取るたびにいろいろ考えさせられるハサミです。