キングオブノート(2017年現在)。

ということで、今まさに健康食品のCMで熱弁している人風に猫町が熱弁したいのはダイソーのこちらのノートについてです。

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B5サイズの無線綴じの無罫ノート。
枚数は60枚。
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このノートについてはこれまでに何度も取り上げてきましたが、過去の記事を読み返してみて、いや、そうじゃない、それだけじゃないんだ、という気持ちが高まってきました。

ダイソー・B5無罫ノート。
ダイソー・B5無罫ノートと万年筆。
ダイソー・B5無罫ノート使用感。
猫町、ダイソーでノートを注文する(誕生日プレゼント・その2)。

これらの記事から伝わってくるのは、100円なのに60枚もあるというお得感や、だからこそ気楽に使えるという楽しさみたいなものですが、それだけではありません。
それどころではないのです。

このノートは普通にいい。
普通に素晴らしいのです。

まず紙質が抜群に良い。
普段は鉛筆を使用しているのですが、表面が適度になめらかなので紙の表面で無駄に芯が削られていくストレスがなく、書き上げたページがとても美しいのです。

これはダイソーのノートの中でもこのノートだけで、他のノートは紙のきめがうるさかったり、あきらかに紙が薄くて頼りない感じがします。
奇跡と言ってもいいでしょう。

そしてその素晴らしい紙質の紙が惜しげもなく60枚も綴られているという奇跡の二乗。
枚数が多いということは、常に余裕のある厚みの上で文字が書けるということであり、その贅沢な感覚は書き心地に大いに貢献しています。

が、それ以上に心理的な心地よさが大きく、何しろどんなに積極的に使ってもまだまだ枚数があるのです。
無罫ノートというのはただでさえ使い方が自由ですが、その自由さが四方八方に広がっていくような、心の底から無敵になれるようなそんな感覚に支配されるのです。

また、1冊を使い切ったあとの充実感も言葉では言い尽くせないものがあります。
60枚という一般的な大学ノートの2冊分に相当するボリュームを使い切るにはそれなりの時間もかかりますが、それだけに過ぎ去ったページを振り返る作業が楽しく、ページをめくる行為そのものが愛おしさに満ちているのです。

自分はこれまでこのノートを7冊ほど使い切り、現在も複数冊を同時進行で使っていますが、これらは単にノートが安かったからそうしたのではありません。
いくらお得なノートでもさほどおもしろくないノートであれば、自分なら1冊使い終わった段階で別のノートを使うチャンスとばかりに次々と乗り換えていくでしょう。

そうしないのはこのノートが実に優秀であり、このノートでなければ果たせない役割があるからなのです。
本当に奇跡だなと思っています。

が、100均アイテムという性格上、仕様変更の可能性や廃番の可能性は常に付きまといます。
とりこになった時から覚悟はすでにできていて、適度なストックを心がけつつ最悪の場合のことも考えて心を落ち着けているのですが、存在している以上はもうこのノートから離れられないだろうなと思います。

かつての自分ならここでA5サイズやリングノートを求めたことでしょう。
が、とりあえずB5サイズでこなすべき用途との相性が抜群なので、今は多くは望みません。
それこそ罰が当たってしまいます。

A5サイズのノートはB5サイズのノートとはまた別の使い方をするので、このノートほど紙数がいらなかったり、万年筆向けに作られたノートの方がいい場合もあります。
そしてそういうノートはすでにたくさん持っているし、これから出会う楽しみもあるでしょう。

というわけで、突然舞台で歌いだす人のごとく、突然ダイソーのB5無罫ノートへの愛を叫びたくなりました。
健康食品の効果を興奮しながら語っているミドルエイジやシニアの方の顔を思い浮かべながら読んでいただければ幸いです。