オレンズネロの盛り上がりに思ったこと。

以前、EDiTに文房具に関する日々の一言を書いていると記事にしましたが、それによると2月は結構オレンズネロについて考えていたようです。

が、どちらかというと興味があったのはオレンズネロそのものではなく、オレンズネロの盛り上がりについてでした。
どうしてあんなに盛り上がっているんだろうかと不思議に思っていたのです。

そのうち、メディア関係者を対象にしたトークイベントがあったと知り、それであんなに盛り上がっていたのかと納得しました。

トークイベントにはブロガーも参加したようですが、以前、何かの新商品が発売される時、自分もぺんてるからイベントへのお誘いをいただいたことがあるので、なるほどと思ったしだいです。
もちろん東京は遠すぎるので行きませんでしたが。

自分がときどき思うのは、もし自分がああいう場に行ったら、その後平常心で記事が書けるだろうかということです。

いつものように、いくらみんながいいと言っていても自分にはダメだったと書けるのだろうか。
たとえ普通の人が行けないような素敵なイベントに招待され、心躍るお土産(などはないのかもしれませんが妄想で書いています)をもらっても?

自分は開発の話が非常に好きなので、展示会の後などはいつもものすごく興奮します。
文具店員時代は「すごい話を聞いてきた!」と同僚やお客さんに熱弁したし、ブログにも書いたかもしれません。

が、その後必ず自分の本当の感想がやってくるんですよね。
文房具の使用感というのは誰が何と言おうと厳然とあるものなので。

このブログで自分が気に入っているのは「落とし穴」というタグなのですが、いくら熱くなって買ってもなんだこれ!となるのが好きなんですよね。
そのオチまで含めて文房具というか、そういう完璧じゃないところが微笑ましいと思ってしまうのです。

なので、今回のオレンズネロのように最初にいい話ばかりをばーっと聞くと、自分などはいきなり落とし穴を期待してしまいます。
もう落とし穴目線でしかオレンズネロを見られないというか。

自分のような人間は少ないのかもしれませんが、もう少し普通に出会いたかったようにも思います。
すごい技術なんかもしれんけどこれあかんわ、ということを意地悪な気持ちではなく、普通に思いたいのです。

情報というのはなければ困るしありすぎても困りますね。
贅沢なことを言っているなと思います。
が、そんな贅沢なことを言い続けられるブログでありたいとも思うのです。