なかったことにされてしまったものたち。

こういうニュースはすぐに読めなくなってしまうことが多いので今のうちに。

「消せるボールペン」特許、消えない業者の摩擦(読売新聞)

この記事を読んですぐに思ったのはユニボールファントムのことでした。

こちらは大昔に書いた記事なのですが、2010年の時点で三菱は「ユニボールファントム」という名前の消せるボールペン(しかも摩擦熱で消すタイプ)を一度出しているんですよね。

来るか、ユニボールファントム。

上記の読売新聞の記事だけを読むと、今回の「ユニボールアールイー」が初めてのように思えますが、ファントムはどうなんだ?とつっこみたくなったのは猫町だけではないはず。

まさかなかったことになっているのか?
というか、あれは「黒」だったのでしょうか。
あの時も確かYahoo!ニュースになっていたような気がしますが…

と、ここで猫町の関心は特許をめぐるこれらの裁判から、「なんとなくなかったことにされてしまったものたち」へと移っていきます。

すぐに思いつくのはぺんてるのエナージェルの多機能ペンです。

発売当初、満を持して登場!みたいな感じで華々しく売り出されましたが、エナージェルの多機能ペン自体はその前からあり、なんとも地味な色味とあえて「プラッチック」と呼びたくなるような軸の回転繰り出し式のペンだったんですよね。

あの時も(え、前からあったやん。あのどんよりしたやつは?)と先代の多機能ペンを気の毒に思ったものでした。
文具業界でもこんな感じなので、おそらく世の中には「なかったことにされてしまったものたち」が数多くひしめいているのでしょう。

ところで今回のニュースで、ユニボールファントムのファンだとおっしゃっていた神奈川県のバッタさんのことをなつかしく思い出しました。

筆箱拝見!~バッタさん篇・壱~

ユニボールファントムを消せるボールペンとしては使わず、見た目やインクの色が気に入っているとおっしゃっていたように記憶しています。
もう4年も前のことになるんですね。

f0220714_1010328.jpg