それでもツバメノートに言いたいこと。

ブログをなかなか更新できない間も文房具関係のムックや書籍をあれこれ買っている猫町ですが、実際に使われている文房具を見るのが好きなこともあり、ノートの使用例などが載っているものは食い入るように眺めてしまいます。

さて、そういうノート関連のムックではツバメノートが取り上げられていることが多く、優秀な紙であるフールス紙であるとか、製本や罫引きの職人芸であるとかには何度もふむふむと感動するわけですが、ちょっと待ってください。
使いにくい点もあるのです。

前にも書いたことがあると思うのですが、自分は大学ノートを使う際、ページの左端に2本の縦線を引いて使います。
無罫ノートの場合は定規のマス目などを利用して自分で縦線を引くのですが、ページの上部に目盛が打ってある場合はもちろんそれを利用して引くことにしています。

が、ツバメノートはこの目盛りの位置がページごとにずれるんですよね。
おそらく手仕事の都合でしかたがないことなんだろう、とは思うのですが、ばらばらした点に惑わされないように縦線を引いていくのは正直しんどい。

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この点よりも3ミリ内側、と思いながら引いてもうまくいかず、必要以上に幅広の縦線になったりして「あー」となることもしばしば。
というのも、ページの上下で目盛りの位置が合っていないこともあるからなのです。
平行な縦線を引けないことは自分にはとてもストレス…

もちろん無罫にも縦線を引く自分ですから、最初から目盛りを無視すればいいだけの話です。
が、元からあるものは使いたいし、うまく縦線に利用できる場合もあるのがくせもの。

ばしっと合っていたり、ばらばらだったりするところが余計に悩ましいというか、どうしてあまり機能的でない目盛りがついているんだろう。
これならばいっそないほうがいいのでは?

と思っていたら、やはり同様の意見があり、一度は目盛りをなくしたことがあるそうですね。
しかしお客さんからの「多少位置がずれても、飾りでいいから無くさないでほしい」という声で復活になったというエピソードを知りました。

手離せない文房具
世界で愛される大学ノート ツバメノート
~さんち工芸と探訪~

なるほど、と思います。
手仕事だからしかたがないと納得すると同時に、一度はユーザーの声に耳を傾けてくださったことをとてもうれしく思いました。

確かに、あんまりネガティブなことを言い続けると、じゃあコクヨのキャンパスノートでも使っててくださいよ、ということになりそうで納得せざるを得ません。
でも実際に使っている立場からすれば、「飾り」どころじゃない話もあるというのが正直な気持ちです。

結論としてはそれだけツバメノートが愛されているということになるのでしょう。
あの目盛りが大きな騒ぎにならないということは、それを凌駕するものがツバメノートにはあるということになるからです。

いつでも誰にでも百点満点の商品というのは難しい、というかありえませんよね。
自分が使い方を工夫すればすむ話がほとんどですが、ときどきこうしてぼやいてみたくなるのです。